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World Wide Adventureの歴史 とは、World Wide Adventure(WWA) の歴史について説明する。

有料時代 編集

WWAは公開当初は有料で公開されていた。

無料公開後 編集

無料で公開されたあとは、Javaの実行環境をインストールすればWebブラウザで遊ぶことが出来る上、シンプルな構造で制作しやすいことから普及していった。

2000年代当時はインターネット上の情報発信は、個人サイトが主流で、閲覧者が個人サイトから情報を見る形態を取っていた[1]。「インターネット指向型RPG」と言える WWA は、この形態を利用することで、個人サイトのコンテンツとして設置されていって、広大な WWA ワールドが形成されていった。

1996年公開時、3年後で50以上のサイトに設置されたという実績を持っている。当時は現在と比べてインターネットの使用率は高くなかったことを考えると、大きな盛り上がりがあったと言えただろう。

繁栄と追求 編集

WWA はシンプルな構造であるため、凝ったゲームを作ることが難しいとされていたが、 WWA が持つパーツを応用して本来なら標準で用意されていない コマンドバトル崩れる床 、さらには シューティングゲーム と WWA 作品の表現の幅が広くなっていった。

また、 1998年 にはスコアランキングシステムが公開され、ダンジョン系作品を中心にプレイヤー同士の遊び方も広がっていった。

コミュニティの形成 編集

2000年代に入ると、WWA作品を保有する個人サイトが増えていった。サイトのナビゲーションを容易にするためにWWA作品を検索する「WWA Search」がリリースされた。

また、2004年には完成度の高いWWA作品を競うために「WWAコンテスト」が開催された。以降は毎年1~2回開催する運びとなった。

拡張機能の登場 編集

2000年代も後半に入ると、『WWAX』や『WWAeval』、『WWA feat. AlphaScript』といった拡張機能が公開されていった。これらを利用することで、これまで無かった変数の概念や画像の描画などが使用できるようになり、 WWA の枠を越えた作品が公開されるようになった。

また、 2009年には WWA 3.10 が公開され、上記の拡張機能を利用しなくても、Java 言語の拡張機能のソースコードを加えることで、 WWA の機能を拡張することが可能となった。

衰退と再興 編集

WWA Wing も併せてご参照ください。

しかし、個人サイトがコンテンツを公開する文化は長く続かなかった。インターネット上の情報発信が個人サイトからブログ、 Twitter を始めとする SNS サービスにシフトしていったからである。

さらに、個人サイトのホスティングサービスである Infoseek isweb のサービス終了で、これまで該当サービスで公開されてきた個人サイトのコンテンツが消去されていった。

そして、スマートフォンの台頭と普及でFlashとともにJavaアプレットが見放される存在となり、2014年にはJavaの実況環境のアップデートで、Javaアプレットがセキュリティレベルを引き上げたことで容易に起動することができなくなった。

WWA Wing 編集

2015年3月にはWWAの実行システムを JavaScript(+Canvas2D) に移植したWWA Wingが発表され、4月に公開された。

マップデータをそのままに、対応しているブラウザであれば実行環境無しで遊べるようになった。また、スマートフォンでも動作出来るようになった。

さらに、WWAが容易に公開出来るように2015年8月からは PLiCy で WWA Wing の投稿をサポートした。

20周年とその後 編集

2016年には、WWAのリリースから20年を迎えることとなった。これに合わせて、『WWAの冒険書 ~20年の軌跡をQuick Load!!~』がコミックマーケットで頒布され、2年後の2018年には Nintendo Switch ソフト『WWA COLLECTION』が配信された。

また、コミュニティにおいても WWA Wing TeamWWA FanSquare 合同で WWA コミュニティ を Discord で立ち上げ、WWAコンテストも引き続き実施することとなった。

参考文献 編集

  1. 「WWA って何?」, WWAの冒険書 ~20年の軌跡をQuick Load!!~, 4p, WWA Wing Team

外部リンク 編集

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